困った時の対処法

子どもが自発的に飲むようになるための心理的なケアが大切です。
「お薬を飲んでもらう理由をしっかりと話す」「飲むタイミングを子どもに決めてもらう」など、親が主導権を握るのではなく、子どもがやる気を持つように接してみてください。

子ども用のお薬は、飲みやすいものに混ぜてもかまいません。
しかし、まれに飲み物、食べ物によっては苦みが増したり、効果が弱くなったりすることがあります。お薬の受け取り時に薬剤師へご確認ください。

最近では薬に甘みや香りなどが添加されているので、子どもにも好まれます。
抗生物質（抗菌薬）のほとんどがこのタイプです。そのまま飲んでもいいですし、水に溶かしたり何かに混ぜて飲ませても大丈夫です。

こまめな水分補給をしてください。
そして寒がる間は暖かくしてあげ、熱が上がりきったら太ももの付け根やわきの下など、大きな動脈がある部分を冷やしてあげてください。
一晩様子を見て、さらに具合が悪くなっているようなら朝一番で病院に行きましょう。

毒性の強い虫にさされたときや、水ぶくれ、痛みが強い場合などは、すぐに医療機関で診てもらいましょう。虫さされに似た発疹にも注意が必要です。
軽度のかゆみや赤みであれば患部を清潔にし、さした虫の種類や症状に応じて、お薬は使い分けるようにしてください。

湿疹・かぶれ用のOTC医薬品として、さまざまな外用薬が出ているので、症状に合わせて上手に活用しましょう。
症状がわかっている場合はいいですが、自己判断で使用するとかえって炎症を広げたりする場合もあるので、何を選択すればいいかわからないときは、薬剤師などの専門家に正確に症状を伝え、的確な医薬品を使うようにしましょう。

日焼けとは、紫外線を浴びることにより皮膚が炎症を起こしたり皮膚の色が変化したりすることです。
日光に含まれる紫外線によって、皮膚の色素が増加したり皮膚がやけど状態になったりします。
日焼けした部分を保冷剤などで冷やしたり、水分補給して保湿を行ったりすることで、内側からケアすることも有効です。